地域貢献活動

令和05年度 沖縄本島南部土地改良区地域貢献活動

1.はじめに

本活動は、沖縄本島南部土地改良区との地域貢献活動の協定に基づき実施するものです。
同協定は、沖縄本島南部土地改良区が管理する土地改良施設の点検・清掃等に(株)田幸技建コンサルタントが協力して活動することを目的としております。
本活動を継続することにより、設計でかかわる現場の様子を、継続してうかがい知ることが出来ます。また、同地域での環境保全維持に、微力ながらも寄与できているものと考えております。

2.活動内容

活動日時

令和5年12月21日 9:30~17:00

活動場所

上里FP , 米須揚水機場 , 新垣FP , 仲座FP , 真壁南地区取水施設・農道

実施内容

活動場所での除草作業・刈り草搬出、伐採木の搬出、並びに配管の塗装

参加者

沖縄本島南部土地改良区

7名

糸満市農村整備課

7名

(株)田幸技建コンサルタント

11名

作業分担

 

草刈A

草刈B

草刈C

塗装A

塗装B

午前

上里FP沈砂池 草刈

上里FPフェンス沿い 木伐採

真壁取水1号 土砂

上里FP流量計工 配管塗装

上里FP周辺 制水弁工 配管塗装

米須揚水機場沈砂池 草刈

上里FPフェンス沿い 木伐採

真壁取水2号 土砂草刈

米須揚水機場 流量計工 配管塗装

新垣FP 流量計工 配管塗装

米須揚水機場沈砂池周辺 木伐採

 

真壁取水3号 草刈

 

新垣FP 制水弁工 配管塗装

午後

新垣FP沈砂池 草刈

仲座FP沈砂池 草刈

真壁取水5号 草刈

 

 

新垣FPフェンス沿い 木伐採

 

真壁農道 草刈(市)

 

 

注意事項

以下の事項について特に注意喚起を行った。

  1. 足場が悪いので注意して作業する事。
  2. 草刈機等を使用する場合、周囲に人が近づいていないか、常に注意する事。
  3. 草刈機等を使用する際は、足場に注意し、不安定な場合は一度機械を停止して、確実な足場を確保してから作業する事。
  4. 草刈機等を操作しない人は、動作中の草刈機等に不用意に近寄らないこと。
  5. ハチ・ハブ等には注意をすること。
  6. 無理せず十分な休憩を取ること。
  7. 体調不良を感じたら、すぐに作業をやめて、近くの人に助けを求める事。
  8. のり面は、鎌による手作業での草刈りとし、草刈り機を使用しないこと。

保険加入

万が一の事故に備え、保険に加入する。

  • 行事(レクリェーション)参加者傷害保険
  • 自動車の任意保険(リース2tダンプ)短期

3.活動の様子

開会の挨拶
開会式の様子
上里ファームポンド 除草清掃活動
上里ファームポンド 除草清掃活動
上里ファームポンド 除草清掃活動
上里ファームポンド 配管塗装
上里ファームポンド 配管塗装
上里ファームポンド 雑木の伐採
上里ファームポンド 刈り草をダンプに積み込み、搬出
上里ファームポンド 能動での配管塗装
真壁2号取水施設 土砂上げ
沖縄本島南部土地改良区に戻って、昼食&昼休み
真栄平南ほ場 刈り草はここに集積し、堆肥とします。
米須揚水機場 沈砂池を覆う草
米須揚水機場 除草された沈砂池
米須揚水機場 ダンプで刈り草搬出、マンホール内は配管塗装
米須揚水機場 マンホール内で配管塗装作業。防毒マスク着用です。
仲座ファームポンド 沈砂池周辺
仲座ファームポンド 沈砂池での除草作業
仲座ファームポンド 刈り草の積み込み
仲座ファームポンド 施設内の除草作業
新垣ファームポンド 沈砂池の除草作業
新垣ファームポンド 沈砂池内での除草作業
新垣ファームポンド 刈り草搬出
真栄平南ほ場
刈り草の積み下ろし。
新垣ファームポンド 配管塗装
新垣ファームポンド 配管塗装
真壁南地区農道 除草作業
真壁南地区農道 除草作業
真壁南地区農道 除草作業
閉会のあいさつ
閉会式の様子
集合写真
 
 

4.所感

例年、山城沈砂池周辺の除草作業を行ってきましたが、今年は、ファームポンド・揚水機場の沈砂池やその周辺の除草作業、排水路の土砂上げ、並びに、送水配管の塗装作業を行いました。
数か所を移動しながらの除草作業は初めてのことで、進捗予想に確信が持てず、やってみなくてはわからないことでしたが、終わってみればほぼ予定通りに作業を終えることができました。
最初に、リース機材の受け取りにスケジュールミスがあって、到着が遅れたのは反省点です。
ファームポンドや揚水機場などの小規模な沈砂池は、池でありながら、常に水が溜まっているとは限らず、草が繁茂することがあります。土地改良区ではその管理としての除草作業が必要なのだと知りました。今回の活動で助力できましたことは、私共の喜びであります。
昼食は沖縄本島南部土地改良区の会議室にて、落ち着いて腰を掛けての食事ができました。弁当に加え、前日から準備してもらった冬瓜と豚肉の煮物が提供され、温かい食事ができました。
場所の移動に際しては、統制不十分で、一部待ち時間が生じてしまった場面もあったのですが、各自の判断で、大まかには問題なく作業を終えることができました。

5.おわりに

最後になりますが、今年の地域貢献活動におきまして、沖縄本島南部土地改良区、糸満市農村整備課のご協力とご参加に感謝申しあげます。
継続して、実施していきたいと考えております。来年も、本年同様のご協力・ご賛同いただけましたら幸いです。